なぜこのプロジェクトに参画されたのでしょうか。
理由を教えてください。
近年の気候変動、海洋ごみ問題はじめとする環境問題が深刻化していく中、私自身も危機意識を強く持っています。
これまでも個人レベルでは環境に配慮した行動は日々意識していますが、一人ひとりの意識や行動を大きな力に変えていくためにも、今回のプロジェクトに参画することが今後に繋がっていくと思いました。
気温上昇などの気候変動がさらに深刻化すると、猛暑や雪不足となりスポーツ自体ができなくなってしまいます。アスリートへの影響はもちろんのこと、未来を担う子ども達がスポーツを楽しむことができなくなってしまいます。
これまで私自身を育ててくれたスポーツを未来に繋げていくためにも、スポーツの競技面だけでなく、環境面においても我々アスリートが責任をもって取り組んでいくべきだと思います。
ご自身が普段から行っている
使い捨てプラごみ削減に関するアクションを教えてください。
まずは身近なところから日々取り組んでいます。
必要のないプラスチック製品の使用しない、ペットボトルはじめプラスチック製品の分別してリサイクルに繋げる、といったことは意識しています。また、環境に配慮したエコグッズを選ぶことも実践しています。無理なく続けることを意識しています。
ACTION PLAN
今後行っていきたいこと・チャレンジしたいこと
個人としては、HEROs PLEDGEへのコミットと、プロジェクトのさらなる拡大に貢献できればと考えています。
クラブとして、試合時のスタジアムへ公共交通機関への来場促進に繋がる施策を積極的に推進していきます。スタジアムグルメにおいては、環境に配慮した容器への切り替えを検討します。「使い捨てプラスチックの根絶」という大きな社会課題を、スポーツ界がリードできるよう、個人・クラブの両面から取り組んでいきます。
MY PLEDGE
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Rethink
普段の生活や身の回りのものについて使い捨てをしていないかあらためる(意識する)
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Refuse
必要のないプラスチック製品の使用をやめる、受け取らない
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Recycle
リサイクルを意識してごみを分別する
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Advocate
使い捨てプラごみ削減のアクションを周りの人に提案する
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Advocate
「HEROsPLEDGE」を広げる
PROFILE
1986年3月1日生まれ。福岡県福岡市出身
元ヤマハ発動機ジュビロのプロラグビープレーヤー、2021年度シーズンで現役を引退。
佐賀工業、早稲田大学を経て、2008年にヤマハ発動機ジュビロに入団。ジャパンラグビートップリーグ13シーズンにおいて、得点王3回、ベストキッカー3回、ベスト15を5回受賞、トップリーグ通算最多得点(1282点)記録保持者。
2015年 第52回日本選手権においては、創部初の優勝に貢献した。
ラグビーワールドカップ2015に出場し、強豪南アフリカから歴史的勝利をあげると共に、大会ベスト15にも選出された。日本代表キャップは57。
2016年シーズンにはオーストラリア、フランスへの海外挑戦も経験。