櫛橋 茉由

MAYU KUSHIHASHI

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元フェンシング選手

なぜこのプロジェクトに参画されたのでしょうか。
理由を教えてください。

アスリートとして海外修行をしていたのですが、ヨーロッパで暮らした経験の中で、プラごみ削減という動きは非常に自然なものでした。
イタリアでは、スーパーの袋は常に有料で、微生物により分解される素材で作られています。
また、ペットボトルも小さく潰せるようになっていて、リサイクル専用のごみ箱が街の至る所に置いてあります。
商品の包装も基本的に簡易包装で、日本のように何重にも丁寧に包装された物は稀でした。
そのような環境で暮らしてきた私は、いざ日本に戻ってきた時に、一つの物を買うとたくさんのプラごみが出ることに気づきました。
すぐにごみ袋がいっぱいになってしまいました。
そのような背景から、常日頃疑問に思っていた活動に参画できる機会を知り、ぜひスポーツ界から仲間の皆さんと一緒に使い捨てプラごみ削減の動きを日本中に広げていきたいと思いました。

ご自身が普段から行っている
使い捨てプラごみ削減に関するアクションを教えてください。

エコバッグを常に鞄に入れています。
以前はペットボトル飲料を飲む機会が多かったのですが、現在はマイボトルを購入し、浄水器で作った水を持ち歩いています。
物を買う時には、ごみがあまり出ないようなパッケージのものを意識して選んでいます。
また、コーチングの現場では自分がそのような活動をしていることを、子供たちに見せるようにしています。
私が行動することで、周りの方々も使い捨てプラごみ削減に興味を持って頂けるようになってまいりました。ささやかで小さなことですが、引き続き継続し、発信していきます。

ACTION PLAN
今後行っていきたいこと・チャレンジしたいこと

個人としては、自身のフェンシング講習会などの参加賞にオリジナルマイボトルを作成し、参加者の皆さんに発信していきたいです。
そして、組織としては試合や練習の場において、ペットボトルで水分補給するということを段々とマイボトルでできるように、給水場所の設置などの動きを運営側と協力して行っていきたいと思っています。
少しの動きがやがて大きな結果を生むことを、競技に関わる方々に発信し、興味を持ってもらうきっかけとなれるようにします。

MY PLEDGE
  • Rethink

    普段の生活や身の回りのものについて使い捨てをしていないかあらためる(意識する)

  • Rethink

    周りの人と気候変動などの環境問題について話す

  • Refuse

    必要のないプラスチック製品の使用をやめる、受け取らない

  • Reduce

    出来るだけプラスチック製品を使う量を減らす

  • Reuse

    使い捨てずに繰り返し使える製品を選ぶ

  • Reuse

    再利用できるものは継続して使用する

  • Reuse

    使わなくなったものをゆずる、有効活用する

  • Replace

    プラスチック以外の環境に配慮したものに変更する

  • Recycle

    リサイクルを意識してごみを分別する

  • Advocate

    使い捨てプラごみ削減のアクションを周りの人に提案する

  • Advocate

    「HEROsPLEDGE」を広げる

  • Advocate

    削減に向けた活動をしている人、団体を支援する

PROFILE

元フェンシングサーブル種目日本代表。京都出身。
現在はプロフェンシングコーチ、国際審判員として活動中。
現役時代に単身イタリアへ留学し、日本代表入り。
その後コロナにより完全帰国した後に、国際フェンシング連盟公認コーチの資格を取得。
ハンガリー体育大学コーチング学科修士課程在籍中。
コーチングを通して、子供たちの可能性を伸ばす言葉がけを常に考え、子供たちが自己実現できるハラスメントのないスポーツ界にしたいと定期的に活動している。

TAKE A PLEDGE

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