上野 凌

RYO UENO

ライフセービング日本代表キャプテン

なぜこのプロジェクトに参画されたのでしょうか。
理由を教えてください。

海を守っていく。そのためにできることを、スポーツを通して発信・体現していきたいと思い、本プロジェクトに参画いたしました。私の活動フィールドである海は日々変化するものではありますが、活動を始めた20年前と比べても、海岸の侵食や海岸ゴミ、水温の上昇など、温暖化や環境問題の影響を少なからず受けていると感じています。こうした諸問題はさまざまな要因があるとは思いますが、他人事と捉えるのではなく、各々ができるアクションに取り組んでいくことが重要であると考えています。海を愛する人として、命を守るライフセーバーとして、そしてアスリートとして私にできることを積み重ねてまいりたいと思っています。ライフセービングスポーツは、”ゴールの先に救う生命がある”という言葉に代表されるように、大会や体験会を通して、”水辺の安全啓発”に取り組んできました。これからは”人の生命”に加え”海の生命”を守れる人も増やせるように、環境に配慮した行動を推進できるような啓発活動や、大会運営等におけるゴミの減少に向けて積極的に取り組んでいきたいです。

ご自身が普段から行っている
使い捨てプラごみ削減に関するアクションを教えてください。

試合や練習時のドリンクにはマイボトルを使用するようにしたり、使用する製品についてもなるべくエコフレンドリーなアイテムを提供する製品を選ぶよう心がけています。また、所属する地元のライフセービングクラブが毎月主催しているビーチクリーンや、海洋ゴミを拾うオーシャンクリーンにも積極的に参加し、海岸ゴミの清掃を行っています。

ACTION PLAN
今後行っていきたいこと・チャレンジしたいこと

個人として、使い捨てプラごみを減らせるように、これまでの取り組みに加えて、日常生活からなるべく個別包装の商品を選ばないようにしたり、海や生命・環境を守ることを大切にしている企業の製品を購入するなどの意識を持っていきたいです。
競技団体としては、”ゴールの先に救う生命がある”という言葉に代表されるように、大会や体験会を通して、”水辺の安全啓発”に取り組んできました。
これからは”人の生命”に加え”海の生命”も守れる人を増やせるように、海に親しみを持ったり、環境配慮行動を推進できるような啓発活動や大会運営等におけるゴミの減少に向けて積極的に取り組んでいきたいです。

MY PLEDGE
  • Rethink

    普段の生活や身の回りのものについて使い捨てをしていないかあらためる(意識する)

  • Rethink

    周りの人と気候変動などの環境問題について話す

  • Refuse

    必要のないプラスチック製品の使用をやめる、受け取らない

  • Reduce

    出来るだけプラスチック製品を使う量を減らす

  • Reuse

    使い捨てずに繰り返し使える製品を選ぶ

  • Reuse

    再利用できるものは継続して使用する

  • Reuse

    使わなくなったものをゆずる、有効活用する

  • Replace

    プラスチック以外の環境に配慮したものに変更する

  • Recycle

    リサイクルを意識してごみを分別する

  • Advocate

    使い捨てプラごみ削減のアクションを周りの人に提案する

  • Advocate

    「HEROsPLEDGE」を広げる

  • Advocate

    削減に向けた活動をしている人、団体を支援する

PROFILE

1995年生まれ。
神奈川県藤沢市出身。
2024年ライフセービング世界選手権SERC種目金メダリスト。
小学2年生でライフセービングをはじめ、サーフスキルを武器に2015年日本代表に初選出。
以降、数々の国際大会に出場。
Lifesaving World Championships 2024ではSERC種目で優勝。
ライフセーバーとして、溺水事故防止に向けた啓発活動に注力しつつ、2021年から公益財団法人日本ライフセービング協会のスポーツ本部にて、競技の普及と魅力訴求に取り組む。

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