井上 鷹

TAKA INOUE

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プロサーファー

なぜこのプロジェクトに参画されたのでしょうか。
理由を教えてください。

ビーチクリーンは「月1回の行事」のように日常ではなく特別の行事として捉えられる事が多いと感じますが、ゴミ問題は「特別の行事」ではなく「日常的な活動」として取り組むことで解決されるものです。
しかし参加するのは環境問題に関心を持ち実際に行動を起こしているということなので、そういう人を活動の輪に取り込んでいくと良いと思います。
また、「プラゴミを削減」するより前に、「なるべく使わない」「使い捨てにしない」ことでそもそもゴミが出ないようにすることが大事ということを知ってもらうことが必要と思います。プラスチック製品がやり玉に挙げられますが、ゴミはプラスチック製品だけではありません。環境保護のために捨てるのではなく再利用したり、使わなくてよいものは使わないことでゴミを作らないエコな生活をしてきたので、そんな生活も合わせて紹介していきたいと思います。

ご自身が普段から行っている
使い捨てプラごみ削減に関するアクションを教えてください。

【使用回避】
・陶磁器など耐久性のある物、廃棄時に自然に帰る天然素材の物を使う。
・プラ製品による過剰包装がされていない物を買う。
・プラ容器入りは初回のみ、以後は詰め替え用を買う。
【長く使う】
・使い捨て意識を捨てる。
・丁寧に扱う。
・劣化防止になるべく日に当てない。
【リサイクル、再利用】
・ペットボトルや食品トレー等はリサイクル。
・ビニール袋は何度も使う。
・ペットボトルを加工し計量カップやじょうろ代わりに。
【その他】
・野菜は皮ごと使うか、皮を調理して食べる、大根の葉は漬物に。
・生ごみは家庭菜園の肥料に。ゴミに出すならよく水切り。
・食べた野菜の種や根のあるものを植えて育てる。
・食器の油汚れはふき取り、湯を使って洗い、洗剤の使用量を減らす。
・料理の後残る油で野菜等を炒め、洗う時の洗剤や水の量を減らす。
・食べられる量だけ作る、注文する。
・ふきんや捨てるTシャツなどを小さく切ったものをティッシュペーパー代わりに。

ACTION PLAN
今後行っていきたいこと・チャレンジしたいこと

「個人として」自分が取り組んでいることは個人でもやりやすいことなので、積極的に発信することで多くの人に知ってもらい、取り組んでもらうきっかけを作ろうと思います。
「組織(競技や所属団体)として」最近は大会の中でビーチクリーンを行うことも多くなってきました。今後は、大会の時には必ずビーチクリーンを行うようになっていけばよいなと思いますし、一人でも多くの参加選手がそういう活動を発信していける環境づくりが進んで行けばよいなと思います。

MY PLEDGE
  • Rethink

    普段の生活や身の回りのものについて使い捨てをしていないかあらためる(意識する)

  • Rethink

    周りの人と気候変動などの環境問題について話す

  • Refuse

    必要のないプラスチック製品の使用をやめる、受け取らない

  • Reduce

    出来るだけプラスチック製品を使う量を減らす

  • Reuse

    使い捨てずに繰り返し使える製品を選ぶ

  • Reuse

    再利用できるものは継続して使用する

  • Reuse

    使わなくなったものをゆずる、有効活用する

  • Replace

    プラスチック以外の環境に配慮したものに変更する

  • Recycle

    リサイクルを意識してごみを分別する

  • Advocate

    使い捨てプラごみ削減のアクションを周りの人に提案する

  • Advocate

    「HEROsPLEDGE」を広げる

  • Advocate

    削減に向けた活動をしている人、団体を支援する

PROFILE

世界でも稀なロングボード、SUPサーフィン、ショートボードの3競技をこなす“三刀流”プロサーファーとして、国際大会で活躍。
SUPサーフィンでは2部門制覇を達成しワールドチャンピオンに輝き、ロングボードではワールドツアーの常連トップ選手として参戦。
2024年の世界選手権では銀メダルを獲得し、アジアツアーではロングボード・ショートボードの両部門で優勝を果たす。
その卓越した技術に加え、唯一無二のスタイルは世界中で高く評価されている。

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